37°の猛暑の中朽木朝市まえから小浜へ自転車の旅。旅と言うより暑すぎて拷問だった。広野湧水で冷たい水をペットボトルに詰め込んだ。能家をとおり小入谷。そこから2003年に出来た林道を行く。鯖街道の標識があちこちに見える。道のために削った山肌には山の歴史が刻まれている。堆積や褶曲などを繰り返した複雑な地形。その上を土が被いブナや植林の杉が植わっている。 根来坂峠付近には展望場所が作られている。日本海がみえて 暑さから逃れたような気になった。根来坂峠山頂付近で自転車がパンクする。やっとの思いでイモリの子供のいる水たまりあるところをみつけた。タイヤチューブを水に沈め穴を発見。パンクを修理する。幸いそこは日陰で休憩することができた。
午後になり小浜駅へと急いだ。根来坂をこえて小浜市に入ったら道は少しは舗装してあり鯖街道を宣伝する新しい看板もあちこちに立っていた。小浜市は鯖街道を観光の目玉にしたがっている。 駅に行く途中 お水送りで有名な鵜の瀬をとおる。とても神聖なな霊が伝わってくる。 若桜一宮にも立ち寄った。ここも神聖な霊が伝わってきた。 鵜の瀬からは奈良にお水をおくる。 お水取りの行われる奈良の二月堂は仏様の勉強をするところだけれど こちらの鵜の瀬は神様がいるように感じる。 仏教と神道の混ざり合いはごく普通で日本人の心の中に有り続けている。 そんなことを思いながら小浜駅まで暑さの中たどり着く。 帰りは敦賀から雷鳥に乗った。
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