2007年12月9日
東大寺二月堂周辺の晩秋を楽しんだあと紅葉で有名な竜田川へ行った。業平の時代とは少し場所が違っていると書物には書かれていた。趣のあるところではあった。 意外なことにここは信貴山 平群町 藤ノ木古墳 法隆寺に近いところだった。竜田公園から法隆寺までは”つれづれの道”という散歩道になっていた。 京都に平安時代初期に住んでいた在原業平がこの地を訪れている。飛鳥時代 奈良時代の混乱から落ち着いた平安時代の人が昔を懐かしんでここに来たのだろうか。どこを通ってきたのだろうか。 京都から生駒山が見え 生駒山から信貴山がみえる 。 また歌姫街道から平城京そこから南下して法隆寺をとおって来たのだろうか。
フォルダー「竜田川」に法隆寺西大門の写真がありますね。 昨日(090301)初めて行きました。 ついでに築地沿いの道を西円堂のあたりまで登って行きました。 驚いたことに真南に平城京大極殿(建築中)が見えるのです。 太古の人々の方位(位置)に関するこだわりに、驚かされました。
多分今西大門をわざわざ訪ずれる人は少ないでしょうね。 しかし、この門こそがその時代への通路という気がしました。
投稿情報: 浜四津成信 | 2009年3 月 2日 (月) 12:26