入江泰吉の奈良の四季を映した写真集 ”入江泰吉 私の大和路 秋冬紀行 (小学館文庫)”の中に歌姫街道の写真がある。
京洛への歌姫街道 1978年12月 と題された写真。
道に2本の木と石仏が写っている。
歌姫街道という名前にひかれてその光景が今も残っているのか確かめたかった。
2007年12月8日午後 近鉄高の原駅から徒歩でまず歌姫公園へ。県道751号線を奈良平城京まで続く道だ。
間違いなく平城京までたどり着くことができたが写真の光景がどこをとったものなのか不明。
道のなかに小屋に収まった石仏と背の低い植え込みがあったそれなのかもしれない。
学研都市、平城京の復元工事など 急速に変化しつつあるところで、何がいいのか悪いのかちっともわからない。
東大寺二月堂から歌姫街道方面の写真です。大仏殿の屋根から画面左の方角の建屋が大極殿そこから左の森で盛り上がったところが歌姫街道辺りです。
入江泰吉氏の写真「京洛への歌姫街道」 は、私はごく最近になって見ました。 出来たら訪ねて見たいと思い、インターネットで調べていて、このブログにたどり着きました。
写真では、灯篭と道しるべも写っています。 別れ道のようですが、もう確認できなかったのですね。
1000年以上前の建築物の残る大和・奈良ですが、交通の要衝はいやおうなく造り変えられてしまうのでしょう。 残念。
しかし、入江氏が写真で残していただけた事に深く感謝し、往事の歌姫街道を行き交う人馬の姿を思い浮かべています。
09.02.21
投稿情報: 浜四津成信 | 2009年2 月21日 (土) 15:15
ご覧頂いてありがとうございます。このあたりには大きな古墳がたくさんあります。いつ頃までたくさんの人が往来していたのでしょう。
投稿情報: uozumigentu | 2009年2 月23日 (月) 16:51